11月8日午後、2017年に成都で開催されました。「創想・位置&車連合」では、テンセント位置サービスとHEREが戦略的提携を結びました。テンセントの位置サービスはこれにより製品とサービスの全面的なアップグレードを迎え、国際化位置サービス能力が全面的に向上しました。

近年、海外旅行、学習、仕事が日常化するにつれて、ユーザーの海外位置情報サービスの需要はますます高まっている。シンガポールではシェアサイクルを利用し、プーケットでは中国語で送迎サービスを受け、日本ではアメダンで食事を註文します。これらのサービスを海外で利用する際には、位置情報サービスが提供する位置情報や検索などのサービスを利用しています。旅行、ソーシャル、移動、O2Oなどのアプリは広がりを見せていますが、これまでは海外での位置情報に対応していなかったため、利用範囲が限定されがちでした。

海外での地図作成の安全性と危険性を考慮して、海外進出を目指す国内の開発者は、国内の位置情報サービス企業と提携して、国内外をシームレスに切り替え、潜在的なリスクを回避する傾向があります。

テンセントの位置情報サービスとHERE地図は戦略的提携を結んだ後、独自の膨大なデータ生態系と専門的なソリューションを頼りに、双方の優勢な技術と資源を統合し、手を携えて海外位置情報サービスを開拓していくと伝えられています。HERE地図は、海外の地図データをテンセントの位置情報サービスに開放し、国内で海外に進出する開発者を支援します。

テンセントは開発者にも国際的な位置サービスを申請できるようになり、開発者はワンストップで世界中をカバーする位置サービスを利用できるようになります。

HERE地図は、世界最大のデジタル地図プロバイダーであり、欧米カーナビ地図分野で80%のシェアを握っています。豊富な地図データとコアな位置情報プラットフォームを通じて、自動車、消費者、企業顧客に位置情報サービスとソリューションを提供するのがその中核事業です。その地図データは約200カ国、4,600万km以上をカバーしています。

テンセントの位置情報サービスとHERE地図がタッグを組むことで、より多くの企業が海外市場を開拓し、ユーザーにより便利で効率的なサービスを提供できるようになるでしょう。